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七子とわたし
 
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第143回(2004年9月3日)
「いいコトありすぎて困ったニャー」

 わたしが帰宅すると、リビングのドアに3色の三毛柄を透かせてお出迎えしてくれることは何度か書いたと思います。前は純粋にわたしを待ってくれていたようなのですが、最近は「かつおパック」をもらうために待っているのは明らかです。
 先日、友人を連れて帰宅したのですが、わたしだけかと思っていたのに、友人がいて少々パニック。でも、わたしにかつおパックをねだらないといけないので、押入れに逃げるわけにはいきません。で、逃げることなくポジティブにおねだり。かつおパックをお皿に入れてもらったところで、友人がおもちゃをひらひらさせて「遊んでやるよ〜」と声をかける。七子は今度は大パニックです。かつおパックも食べたいけど、遊んでも欲しい(他人はわたしよりたくさん遊んでくれるので、このチャンスを逃す手はないのです)。もー、どっちに行ったらいいのか悩みまくって、くるくると部屋の中をまわり、かつおパックのお皿の前に来ても、後方が気になって食べられないのです。
 「先にかつお食べさせてやって〜」という、わたしの一言で友人はひらひらをやめ、ようやく七子は落ち着いて食べられました。七子にとっては、どっちをとるべきか究極の選択。でも自分では決められなかったみたい。どっちのことも気になって、気になって仕方なく、好物のかつおパックも食べそこねそうになっていたのですから、ネコって優柔不断ですね。


果報は寝て待て。また、いいことないかニャー。今度は3つくらい、いいコトが重なるといいニャー。




高市永子:フリーエディター。親猫家。
2004年1月、にゃんと連載丸3年になりました。個性派親猫家として、味のあるネコ企画に取り組み続けてまいります。

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