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七子とわたし
 
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第69回(2002年7月5日)
「およばれのルール」

 「およばれ」とは言っても、七子を連れて出かけることは不可能なワケですが……。ネコのいるおうちにあなたがおよばれした時のルール(←私が勝手に考えた)をご紹介しましょう。
 ※このサイトを見ている方はネコ嫌いはいないという前提で進めております。

【招待されたら】
 ネコを飼っている人間が人を呼ぶ場合、たいがいの目的は「ネコを見せる」ことにあります。だから呼ばれる前に「ウチ、ネコがいますけど大丈夫ですか?」という確認があるハズ。「ネコ大好き!でも嫌われないかなあ、大丈夫かなあ…」と控えめな対応をしましょう。「自分はネコに好かれる」なんて根拠のない自信を持っている人に限ってそっぽを向かれるものです。それはカッコ悪いので自信なさげにしておきましょう。

【初対面】
 家に入っても、ネコは犬のように歓迎したりはしません。あなたのカバンやクツなどの持ち物のニオイを嗅いでからようやく「何者ニャ」とあなた自身を確認しにきます。「ネコにニオイを嗅いでいただくのはありがたいこと」という感謝の気持ちでネコの確認を待ちましょう。「かわいいネコですね」というありきたりのほめコトバでは飼い主は満足しないので、「毛並みが美しい」「スレンダーでスタイルがいい」「柄の出方が美しい」と具体的に表現しましょう。ぶちゃいくネコちゃんでも、飼い主自身がそれを楽しんでいる場合があるので、飼い主から「不細工でしょ」と言われたら、不細工をネタにしてもいいですが、あなたから「不細工ですね」と言ってはいけません。

【ごあいさつ】
 七子の場合、危険人物でないことを確認すると腹を見せて「よく来たニャ」という歓迎のポーズをとります。ネコが意思表示をしたとき、飼い主からは必ず「腹を見せるのは歓迎の意味なんだよ」という解説が入りますから、「ネコも犬みたいに気持ちを表すんですねえ!!!」と大げさに感心しましょう。すると続いて「ネコだってちゃ〜〜んと何でもわかってるし、しゃべってることもわかってるんだから、声をかけてやってね」と飼い主からの催促があるので、「○○ちゃん(←ネコの名前)こんにちは。よろしくね」とまじめにごあいさつしましょう。照れてはいけません。一人前扱いで対応します。

腹を出して見せるのが
七子の「よく来たニャ」の歓迎のごあいさつ。

【不可侵条約】
 話が弾んで、お客と飼い主の関心が自分から外れたことを知ると、やきもちを焼いて、テーブルの上に乗ったり、間に割り込んでくるネコもいます(うるさくなくなってホッとして自分の場所で昼寝をする愛想なしさんもいますが……)。そういう時は「○○ちゃん(←ネコの名前)ごめんね。もうじき帰るから、もうちょっと待っててね」と猫撫で声でごまかします。すぐに帰らなくてもいいのです。泊まる予定でもいいのです。ネコにはあんまり時間の概念がないですからね。適当にかまってやればそのうち飽きていつもの自分の場所に行ってしまいます。ただし、ネコの場所をあなたが侵してはいけません。そこは誰にもジャマされず、ゆっくりくつろげる場所なのですから。

かまってほしくなると、テーブルの上に乗ってジャマしてみたり…。でも自分がジャマされるのはキライです。




高市永子:フリーエディター。親猫家。
2002年1月、おかげさまで連載丸1年となりました。(たぶん)4月で七子は満2歳になります。飼い猫、飼い主ともども生活習慣病に注意して、健康的で、楽しくて、そしてバカバカしいキャットライフを報告していきたいと思っています。

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