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七子とわたし
 
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第71回(2002年7月19日)
「この暑いのに…」

 お暑うございます。
 さて、ウチの七子はと申しますと、猛暑の中、押入に入りっぱなしです。寒い時期はフトンの上やフトンのすき間に入って喜んでいたようですが、この時期、涼しさを狙ってか、風通しのよいカゴの中にいます(でも押入の中だし暑いと思うのですが)。あたりまえですが、七子に入ってもらうために置いてあるカゴではないんですけどね。家の中はすべてチェックして、占領しているような状況なのになんで隠れるように押入にいるのでしょうか。

 押入で丸まって、出てきたときに床の上で伸びきる「縮んで、伸びる」という緊張と緩和の差が(どちらもゆるんでいると私は思いますがね)、リフレッシュ感を高めるのだろうと推察しております。家の中はどこででも自由に出入りできるお姫様状態なのに、それでも押入が好きなんて、なんて庶民的なお姫様なんでしょう(ノラ出身ですからね!)。

 昔、道に迷ったお姫様が民家に泊めてもらい、家の者が「ゆっくりおやすみになられましたか?」と聞くと「ベッドの下に固いものがあってよく眠れなかったわ!」とお姫様がおっしゃいました。ベッドの下を調べると、何層にも重ねられたフトンのしたに、小さな豆が1つありました。………というような外国の話だったと思うのですが、何の教訓話だったかは覚えていません。私は「お姫様はふかふかのフトンでないと眠れないものなのか。豆があるかどうかなんて絶対わかんないよなあ…」と思いながら、夏休み、床の上に直接座って、ひんやり感を味わいながら本を読んでいたような気がします。まあ昔はやわらかいフトンというのは富の象徴だったのでしょうが、健康のためには固めのフトンの方がいいらしいですよ!とある健康法では床の上に寝るってのもありますしね。

 で、七子ですが、どっちかと言うとふかふかの方が好きなようです。やっぱり七子はお姫様でございます。





高市永子:フリーエディター。親猫家。
2002年1月、おかげさまで連載丸1年となりました。(たぶん)4月で七子は満2歳になります。飼い猫、飼い主ともども生活習慣病に注意して、健康的で、楽しくて、そしてバカバカしいキャットライフを報告していきたいと思っています。

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