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七子とわたし
 
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第74回(2002年8月9日)
「おかえりニャさい」

 ネコのイヌ化が進んでいるという昨今、ネコも人に対する感情表現が豊かになってきた。飼い主の様子で留守になることを察知すると、涙ぐむネコもいる……といいなあ、と思う今日この頃です(最初の文章はもちろんウソです)。イヌ化が進んでいるという話は聞いたことがありますが、ウチのはネコらしいネコで、お出かけしようが知らんぷりです。でも、飼いネコのつとめとして「おかえり」はしてくれます。ただ、短時間のお出かけだと、「まさかこんなに早く帰ってくるワケがない」と思って熟睡しているのか、押入から出てきてくれないこともあるんですけどね(悲)。

 玄関を開けると、リビングのドアのガラス部分に、七子の“白黒茶模様”が透けて見えるんです。夜遅くなればなるほどゴロゴロ言って歓迎してくれます。飼い主を歓迎するってのもヘンですね。まあそれだけ喜びが大きくなるということです。だから、夜遅く帰るのが好き。遅くなってもネコが起きて待っている、っていうそのニャンとも言えないカンジがいいんですよね。ネコは夜行性だから、とミもフタもない理屈で片づけてしまうのはやめましょう。ネコの「おかえり」は、浮世の憂さを忘れさせ、ネコのしなやかで美しいからだは、まるでマイナスイオンが放出されているかのような安らぎを与えてくれます。

 まあ、飼い主の妄想はともかく、七子にとっては、その日使ったカバンにスリスリするのが楽しみみたいなんです。ネコって、カバンとかクツとかが好きですよねえ。お外のニオイがついているからなんでしょうか?以前は皮のニオイが好きなのかな、と思っていたのですが、皮以外のカバンにもスリスリしてます。七子の「おかえりニャさい」のボディーランゲージは、まず腹出し。ゴロゴロ言いながら、何となく落ち着いてくると、カバンにスリスリをし始めます。買い物袋チェックよりも、カバンスリスリの方が好きですね。

 そうそう、私の帰宅のごあいさつはもちろん「たニャいま」です。当然でしょう。

かまえ!

コーナー責め!

気持ちいーの!

満足よじれ寝




高市永子:フリーエディター。親猫家。
2002年1月、おかげさまで連載丸1年となりました。(たぶん)4月で七子は満2歳になります。飼い猫、飼い主ともども生活習慣病に注意して、健康的で、楽しくて、そしてバカバカしいキャットライフを報告していきたいと思っています。

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