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七子とわたし
 
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第95回(2003年2月28日)
「ネコの常識」

 ネコのことを知らない人は困りますな。とんでもないこと聞いたりしませんか?先日私がはちみつをなめていたら、「七ちゃんもはちみつなめるの?」とたずねた人がいました。クマのプーさんじゃないんだし、ネコは肉食や、っちゅうの。車に乗っていたら「七ちゃんともドライブ行くの?」とか。も〜〜〜〜、ネコは移動はキライや、っちゅうの。朝から晩まで出かけていたら、「七ちゃんさびしがってない?」ともよく質問されますが、留守を幸いに寝てますって。ネコは孤高の生き物や、っちゅうの。ま、ウチの場合、帰ってきたら喜びますけどね。
 いちばん失礼なのは、「引っ掻かれない?噛みつかない?」なんておそるおそる聞かれること。マンガみたいに、ネコは引っ掻きませんってねえ。ましてや両手で顔を引っ掻くなんてことしませんて。おとなしいもんです。魚しか食べないとか、魚の骨をなめるとか思い込んでいる人も、マンガの読み過ぎ。生きたネコとふれあう必要がありますな。
 私の最も大きな誤算。こんなに七子に愛されるとは思っておりませんでした。家にいるときは、私のいる部屋にいるし、寝るとべったりくっついてくるし。……って思っていましたが、それは寒かったからのことでして、春の気配が感じられる最近は、密着度が低くなりました。ああ、これがネコの常識。


最近鼻息が荒くなってきて、寝ている私の上に乗っかって「フン!」と一息かけてく れます。そろそろいびきもかくのかなあ。おばちゃんネコになってきたし。



高市永子:フリーエディター。親猫家。
2003年1月、おかげさまで連載丸2年を迎えます。「ネコと楽しく」をテーマにさまざまなネコ企画に取り組み、親猫家としてさらなる成長をめざしたいと思っています。

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