【肉】
献立の基本は、ごはんとお肉と野菜で、それをいかに配合するかが重要です。言うまでもなく、タンパク質は体の組織を構成するもので、多過ぎても、少な過ぎてもいけません。
まず、愛犬に合ったタンパク質源を選びます。例えば、アミノ酸バランスのいい鶏のササミを選ぶとすれば、愛犬の一日に必要なエネルギー量から、必要なタンパク質量を算出します。それに匹敵する「量」の鶏のササミをゆでて、みじん切りにします。少しブワッとした鶏のササミの量を「1」として、それと同量のごはんと、同量のゆでて刻んだ野菜が、大雑把な基本形となります。そこに、必要な総合ビタミン・ミネラルや補助食のおやつを加えます。
【米】
ごはんとして、わたしは、発芽玄米と白米を混ぜたものを愛犬に与えています。普通の玄米は外殻が固いので、歯で咀嚼せず、飲み込むタイプの犬では消化・吸収がうまくできません。発芽玄米は、発芽する過程で酵素が出て消化されやすい形になっています。とにかく食べ物は、品質のほかにも、消化吸収率が重要です。
【野菜】
野菜の場合、発酵度が重要です。腸内の酸性環境を維持することで、栄養吸収を速やかに行うことができるからです。そのほか、食物繊維には、腸を刺激して蠕動運動を高めたり、不要・有害な物質を糞便中に排せつする働きがあります。
ちなみに、発酵度が犬に適しており、かつ入手しやすい野菜はキャベツです。ダイコンなどもいいですね。ニンジンは細胞壁が固いので、消化・吸収されず、そのまま出てくることがほとんどです(与えるならすりおろしで)。また、ニンジンはナトリウム分が多いので、心臓や腎臓が弱い場合は、避けたほうがいいでしょう。 |