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犬や猫は、法律上、「物」扱いなので、拾った場合は「拾得物」(失った場合は、「遺失物」)扱いとなり、拾った人は警察に届け出なければいけません。飼い主が現れなければ、半年後に自分のペットとすることができます。なお、本年12月には、遺失物・拾得物に関する法律が大幅に改正される予定です。詳しい内容はまだ確定していませんが、保管期間の短縮(6か月間から3か月間へ)や、動物の保管場所の変更(警察署から保健所へ)がなされるようです。 ![]()
犬の場合も人間の転居届と同様で、例えばA市からB市に引っ越しすれば、A市の鑑札を持ってB市役所に行き、B市で愛犬の登録を行い、新しい鑑札を発給してもらうことが必要です。また、愛犬が死亡した場合も、お住まいの市区町村に死亡届を出し、鑑札を届け出なければいけません。場所によって、保健所に死亡届を出すところもありますので、事前に確認してください。 ![]()
現在のところ、法的には、犬のふん便を放置しても罰則はありません。しかし、市区町村などでは、啓発的な意味を込めて独自に条例を定め、ふん便を放置すれば、罰金を支払わなければいけないところもあります(例えば、兵庫県では罰金10万円以下)。また、そのような罰則がなくても、ふん便の放置が周囲に迷惑を及ぼす行為であると判断されると、罰則の対象になったり、損害賠償を請求されたりすることもあります。 |
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狂犬病予防法で、生後91日以上の犬には、市区町村への登録と狂犬病ワクチンの接種(毎年1回)が、すべての飼い主に義務付けられています。それらを守らないと、原則として、20万円以下の罰則が適用されることになります。登録とワクチン接種済みでも、鑑札を着用していないケースは多そうですが、厳密にはこれも法律違反です。万一、愛犬が行方不明になった場合、鑑札が身元証明になりますので、常時着用をおすすめします。 ![]()
犬や猫の埋葬は、自宅の庭など、自己所有地であれば問題ありません(ただし、ミニブタの場合は家畜扱いで、専用の焼却施設へ持っていかなければいけません)。しかし、他者の所有地や公有地に埋葬することはできません。万一、公園や河川敷などに埋葬すれば、法律上、動物は「物」で、動物の遺体は「廃棄物」扱いになりますので、不法投棄とみなされます。なお、法律では、ゴミの不法投棄は、懲役5年以内か1000万円以下の罰金となっています。 ![]()
飼い主の感情として、その気持ちはよく理解できます。確かに犬や猫の埋葬は、自己所有地であれば自由に行えます。しかし、人間用の墓地に犬や猫などの動物を埋葬したり、納骨したりするのは、人間の宗教的感情にかなうかどうか、という問題があります。事前に、墓地を管理する寺院や教会、管理機関に問い合わせ、了解を得るようにしてください。 |
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公園に犬を連れて行くことは、「立ち入り禁止」と表示されていない限り、問題ないと思います。しかし、ノーリードや長いリードで愛犬を遊ばせ、事故やトラブル、他者への損害が発生した場合、民法第718条によって、「動物の占有者等の責任」を問われることになります。また、人をひどくかんだ場合、傷害罪などの刑事罰に問われるケースもあります。 |
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生後6か月前後は、ちょうど乳歯から永久歯への生え変わりの時期で、乳歯が抜けて、歯茎から出血することも珍しくありません。反対に、注意すべきは、乳歯が抜けない「乳歯遺残」のケースです。1年たっても乳歯が残っていれば、歯並びが悪くなったり、歯垢、歯石がつきやすくなったりします。特に小型犬に多いので、気をつけてください。 ![]()
犬の狂犬病ワクチン以外のワクチン接種は、法的に義務付けられていません。しかし、いくら室内飼いでも、散歩や動物病院通い、ペットショップでのトリミングやペットホテルの利用などで、他の犬や猫と接触する機会は少なくありません。そんな時、予防ワクチンを接種していなければ、命にかかわるウイルス感染症にかからないとも限りません。また、万一の地震や火災、水害などで避難し、避難の途中や避難先で感染する可能性もあります。 ![]()
猫は無酸素運動をするので、よく運動していたとしても、それだけで脂肪を燃焼させる(やせる)ことはほとんどないといわれています。また、避妊・去勢手術をすると、ホルモンのバランスが変わり、脂肪がつきやすくなって、体重が15%ほど増加するといわれ、規定量のフードを与えていても太ってくる可能性があります。また、猫がほしがるだけフードを与えていると、必要以上のカロリーを摂取している可能性が高くなります。年齢や体調、避妊・去勢の有無などを考慮して、与え過ぎないように注意してください。 ![]()
命にかかわるウイルス感染症には、直接的に有効な治療方法がほとんどないので、感染予防が極めて重要となります。特に注意が必要なのは、母親からもらった移行抗体の効果が薄れる生後2、3か月の時期。その時期に予防ワクチンを接種するのですが、1回だけでは感染予防に必要な免疫の30%程度の効力しかないといわれています。それが2回打てば75%程度に、3回打てば90%以上に高められるといわれています。 |
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一般的に散歩の目的には、犬たちの運動、気分転換、排せつ(本当は散歩前に自宅内で済ませてほしいのですが…)などがあります。犬は元々草原を駆け回って獲物を探していた動物で、ずっと家の中にいるとストレスがたまる要因になります。一度も外に連れ出したことがないのなら、散歩が逆にストレスになるでしょうが、そうでないのなら、毎日、朝晩の2回、20分程度は散歩してあげてください。 ![]()
6歳から8歳以上の小型犬の場合、心臓の病気になりやすく、また、大型犬なら、関節の病気も気がかりですので、動物病院で検診してもらいましょう。何らかの異常が見つかることも少なくありません。特に病気がなくても、高齢期になると、若いころと同じように散歩や運動をすると体への負担が大きくなります。年齢や体調に合わせ、あまり疲れが出ないような距離、時間を考えて散歩に連れて行ってください。 ![]()
しつけや訓練で大切なのは、望ましいことができた時はタイミングよくほめ、良くないことをした時はタイミングよくしかること。犬は群れのリーダーに従うという習性を持っています。しかし、飼い主がリーダーになるためにはいろんな条件があります。そのひとつには、常に一貫性を持ってほめたりしかったりすることや、名前を呼んだ時にこちらを向かせることなど、様々なルールがあります。 ![]()
避妊・去勢手術は、不幸な子犬、子猫を減らすだけではなく、愛犬、愛猫の病気予防のためにも重要と考えられています。例えば、初めての発情前(生後5、6か月前後)に避妊手術を受けると、乳腺腫瘍になる確率が大幅に低下すると認められています(2歳半を過ぎると、発症率低下の効果はありません)。また、高齢期のメス犬に多い子宮や卵巣の病気にかかることもありません。オス犬の去勢では、高齢期に多い前立腺や肛門周辺の病気、マーキングなどの予防効果があります。 |
先住犬が高齢の場合、すでに飼い主との関係がしっかり築かれ、日々の暮らし方、時間の過ごし方もできています。その中に突然、元気な若い犬が来ると、その相手をするのも大変ですし、飼い主を取られてしまったようで、心身ともに大きなストレスとなりかねません。また、犬同士の上下関係をめぐっての争いが絶えなくなってしまうことも。先住犬の健康、幸せを第一に考え、よく家族で話し合ってください。 |
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犬猫以外の小動物の中でも、フェレットなど一部の動物には予防ワクチンがあります。フェレットはジステンパーウイルスに感染しやすいので、予防ワクチンを接種してください(ただし、ワクチンの種類によっては、フェレットが発症するものもあるので要注意)。また、フェレットには、人間のインフルエンザウイルスも感染します。もし家族の誰かが感染すれば、常にマスクをし、また人が治るまで、フェレットを別室に隔離し、感染していない人が世話をしてください。 ![]()
自然に元に戻っているのであれば、心配ありません。それは、カメのペニスが一時的に体外に出てきているだけです。カメは小さい時、雌雄の判別が難しいのですが、成長してくるにつれて、雌雄の特徴がはっきりと現れてきます。例えば、オスはつめがすごく伸びてきたり(交尾の時、メスの甲羅を捕まえるため)、おなか側の甲羅がへこんできたり、排便時、ペニスが体外に出たりするのです。 ![]()
ウサギは被捕食動物なので、絶えず、外敵に襲われる恐怖の中で生きてきました。そのためとても神経質で、捕まった時の痛みと恐怖を最短にするため、アドレナリンが大量に分泌されて心臓が止まってしまうことがあります。家の中で飼っていても、骨折したり(ウサギの骨は、硬くてもろく、折れやすい)、腹痛がひどくなったりすると、その痛みに耐えかねて、死んでしまうことも少なくありません。 ![]()
一般的にジャンガリアンなどのドワーフハムスターは多頭飼いが可能な場合もあります。しかし、ハムスターは縄張り意識が強く、ケージの外では平気でも、ケージの中に手を入れるとかみつくこともあります。たとえオスとメスでも、相性が悪いと、腸管が破れるほどのケンカをします。また、オス・メスで仲がいいと、どんどん子どもが生まれて、手に負えなくなりますので、多頭飼いはあまりおすすめできません。もし、それでも飼いたい場合は、別々のケージに入れて、それぞれ単独飼いをしたほうが安全です。 |
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冬眠中は体力が消耗するので、甲羅が10cm以下ぐらいの小さなカメは、冬眠させないほうが安全です。冬場、暖かい室内で適切な水温管理をし、健康な状態で飼ってあげてください。ある程度以上の大きさなら、冬眠前にしっかりと食べさせ、ベランダに出して十分日光を浴びさせていれば、自然に冬眠状態に入っても、あまり問題はないでしょう。冬眠するカメは、その期間、活動量が減るので、寿命が延びるといわれています。 ![]()
ヘビは、脱皮前後、一時的に食欲が落ちることがありますが、脱皮が終われば、元に戻ります。ただし、ヘビは神経質な動物なので、野性味が強い個体だと、人に飼われただけで食べることを拒否することもあります。そんな場合、動物病院で強制的に流動食を与え、食欲を回復させてあげないと、一命にかかわりかねません(普通、1か月ほど食べなくても大丈夫です)。また、生き餌を与えているヘビの場合、反対にネズミにかまれ、それ以来、怖がって生き餌を食べなくなるケースもあります。 ![]()
ウサギは一年中、交尾・妊娠が可能なので、雌雄、複数で飼うと、どんどん増えていきます。また、たとえ1頭飼いの場合でも、メスは年を取ると子宮や卵巣の病気になりやすく、生後半年から1年の間に避妊手術するのが望ましいとされています。1歳を過ぎると、子宮の周りに脂肪が沈着して手術が大変です。また、手術時、麻酔の管理が犬や猫と違うので、注意が必要です。オスの場合、病気予防の必要性は少ないようですが、ウサギは縄張り意識が強く、去勢していないと、スプレー行為や攻撃性などの問題行動が現れることがあります。 ![]()
メスのカメは、ある程度成熟すると、いつ卵を産んでもおかしくない状態になります。そうなると、産卵場所を探してウロウロ歩き回ります(ケージから逃走しやすくなるのも、そのためです)。ですからケージの中に、カメが産卵できる、潜り込めるような場所を作ってあげてください。なお、メスはオスがいなくても産卵します。産卵後、すっきりして普通の状態に戻れば、産んだ卵を取り除いても問題ありません。 |
| *この記事は、2007年2月20日発行のものです。 |
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