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「ジュルのしっぽ-猫日記-」ブログオーナー hana*さん
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05年の夏は、台風がしばしば関東にやってきた。当時の住まい近くの駐車場で出会った、病気がちの野良猫のことが心配で、hana*さん夫妻は自宅で飼うことに決め、夜、風雨の中を外出。真っ暗で見つからず、途方に暮れていると、「車の下から、ひどいネコカゼで、ジュル、ジュル、鼻水をすする音が聞こえてきて、あそこにいるよ、と(笑)」。それが「ジュル」との暮らしの始まりだった。
ジュルはネコカゼのうえに、猫エイズキャリア。内心もうだめかと案じながら、懸命に動物病院通いを続けるうちにだんだんと元気に、かわいくなっていく。「もう大丈夫」。06年3月、いろんな猫ブログや犬ブログを訪問して楽しんでいたhana*さんは、「わたし、動物を飼うのは初めてで、いろんな情報やアドバイスをいただきたくて」、それまでつけていた飼育日記の延長で、ブログ「ジュルのしっぽ―猫日記―」を開設した。
すると、すぐに「偶然、見つけました」「かわいい猫さんですね」「癒やされます」「うちの猫もネコカゼで…」といったコメントが次々に寄せられ、相手のブログを訪問したりして、多くの見知らぬ人たちとの付き合いが深まっていった。「ボロボロの野良猫でも、人と暮らせばこんなにかわいくなるんだよ、というのを見てもらえれば」。
日々のコメントに励まされ、hana*さんは、毎日、「猫日記」を更新。しかし、写真は苦手で、撮影はもっぱらご主人の担当。そのため、ジュルの撮影は夜か休日がほとんどで、ストックもすぐ底をついてしまう。
「雨の日に晴れの日の写真は使えないでしょ。僕が夜帰ってきて、明日の写真は、と聞くと、“まだ”。それで、夜中、ギリギリ写真を撮ったり…」と、ご主人は言う。
そんな中、旅行好きの夫妻は、外出好きで車や電車を苦にしないジュルとの小旅行にチャレンジ。箱根や伊豆の自然を一緒に楽しめるまでになった。「ジュルは“山派”で、森に入ると、リードを引っ張るように山道をどんどん歩いていく。リスや鳥を見つけるのも早くて」とご主人。そんなわけで、猫日記には、猫ブログには珍しくアウトドアの写真と記事も多く、「うらやましい」「ジュルちゃんは、犬よりずっと犬みたい」と大きな反響を呼んでいる。
「ブログは、知らない人同士が何行かの文章でお互いが何かを感じとって、やりとりできるのが、不思議だな、と思いますね」と、hana*さんは言う。 |
ジュル 野良猫出身のメス。病気持ちだが元気におっとり暮らしている
「ちゃんとついてきてる?」 小旅行を満喫するジュル
毛づやもバッチリ! こんなにきれいになりました
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